やまと SIF EX一騎当千 関羽 雲長クリアグレーVer.のレビューです。
やまとの傑作、関羽の最終形態とでも言えばよいのでしょうか。
狙った感じのスケ塗装となっています。
しかし、いかんせん、造形的に服が体からゆとりを持って作られているので、
全然透けにリアリティが無いんですよね。
乳首造型も全く無いので、乳首のとこだけピンクでポチっと塗装されても萎えるだけ・・・。
通常、特別彩色、黒・・・。でやめとけばよかったのになあと思います。
個人的には好きな造型TOP10に入るフィギュアだけに惜しいです。
それではレビュー どうぞー!!
ぐるっと。
漢らしい造型ですね~。家に来た友達が、「これ、男?」と聞いたぐらい。。。(実話)
はっきり言えば荒削りな造型、関羽にも全然似ていない。
それでも幾度もカラバリが作られ、これだけ人を惹きつけ離さないのは、
とにかくカッコイイ!と思わせることに成功した原型師の実力ありきなのではないでしょうか。
問題の透け塗装部分。
一応体から離れている場所は透けが少ないのですが、
それでもなんか不自然。
ピンクの薄~いポッチが申し訳程度につけられています。
個人的にはコレなら乳首の塗装表現はいらないなあ・・・。
しかしいい下乳だ。
関羽の耳の勾玉ですが、銀色っぽく塗られてるんですけど、プラチナって言うことでいいんでしょうか?
Aランクは金、Bランクは銀、Dランクはパール・・・。
ときたらやっぱり特Aは金の上でプラチナ?なのかなあ?
下半身。
スカートの前の襞部分は、もう金型が劣化してしまっているのか、
前に発売されたものと比べると、ヌルい造型になってしまっています。
ちなみにパンツは紫。
キャストオフを試みましたが、かなり強固に接着されていて断念。
(個体差かもしれませんが)
実は一番お気に入りの手の表現。
一見大雑把な造型に見えますが、
こういうところに気を配っているところが魅力のひとつだと思います。
以上、関羽グレーバージョンレビューでした~。
辛口なレビューになってしまいましたが、
通常版、特別彩色版を持っている者からすると、甘くなっている部分があったり、
透け塗装に向いていない造型を無理やり透け塗装にしてしまったところに
なにかやるせないものを感じます。
最後まで普通のカラバリにしてほしかったなあ・・・。
ちなみに自分は特別彩色版が一番好き。
全体的にフラットな塗装で、
服の色に合わせてちゃんと髪の色も茶髪になっているあたりがヒットです。
というわけで
☆☆☆☆☆★★★★★ (5/10)
PR