届いてからずいぶん時間が経ちましたが、少佐のレビューです~。
極限まで機能性を突き詰めたスパルタンなイメージのコスチュームと、
逆に重厚感のあるコートの対比が素晴らしい。
TVシリーズでは毎度コスチュームが変わる少佐ですが、こちらはSolid State Society版。
攻殻は映画、マンガは嵌って何度も見ましたが、TV版は
初めのシリーズ(笑い男事件)とSolid State Societyしか見てなかったり。
しかしSolid State Societyは個人的にはすごくつまらなかった。
STAND ALONE COMPLEXでのバトーを守るタチコマみたいなぐっと来るシーンも特に無く。
何しろ先がどんどん読めるお約束展開がげんなりした・・・。
でも素子のコスは素敵だからOK。
レビューの続きは右下の
「つづきはこちらyo!」をクリック。
ぐるっと。
プロポーションは抜群。
ボディースーツのマット感と、少し光沢があり重さを感じるコートの質感の差がいいアクセント。
はっきり言って色数の少ない地味めなフィギュアなのですが、
卓越した造形と一つ一つの作業の丁寧さでそれを補っています。
そんなに大きな動作のあるポーズでも無いのに、凄い存在感。
ただ文句を言いたいのは、
台座がちゃっちぃ。
顔周り。
まぎれもなく「少佐」。全く媚びを感じない表情が、同性から見てもゾクゾクします。
ちょっと顔の立体感が少ない分、横の方から見ると造形が破綻気味かな。
まあ許容範囲内ですし、アイプリントもキレイ。
グラサンはクリアパーツですが、結構柔らかいので取り扱いにビビることもありません。
グラサンを持つ手の表情もビシィっと決まってます。
自分は毎月フィギュアはかなり購入している方ですが、
何気にアルター以外の連合のフィギュアって初購入だった・・・はず。
グッスマ、マックス、ブキヤ(は連合ではないが)って、
「万人(まあオタクだが)に受け入れられやすい、安定した造形、安定した品質」
を常に提供しているところは凄いと思いますが、
やまとみたいにある意味博打的でトリッキーなフィギュアを殆ど出してこないので、
個人的には
全然意外性とか面白みが無いんですよね。
なんとなくアルターの連合脱退の理由が解る気が・・・。
多分脱退してなかったら、エグゼリカとか出して来なかったと思うもん。
デカイといえばダイキ工業ですが、あれは安易に大艦巨砲主義に走りすぎだと思いますyo・・・。
でもこの素子は良いと思いますよ。(まあ元はバイスから発売予定だったわけだが)
素子ボディー。
義体、なわけですが・・・。
激しく切れ上がった股間の縫い目(でいいのか?)と下腹部のピッチリ度は、スジこそ無いものの
もはや
露出狂の域。(服着てるけど)
捻った上半身のせいで出来る、体側面の緩やかな皺の表現と相まってエロすぎます。
皺の表現が最低限に抑えられているところは原型師の実力を感じますね。
逃げに走らず、一切ごまかしてない感じ。
「このボディーラインを堪能しろ!!!」と言うメッセージが聞こえてきたりこなかったり。
胸は乳首表現こそ無いものの、バストトップがどこにあるかはっきりと解る造形。
エ・・エロい・・・。
ピッチピチのボディースーツと軍服を匂わせるデザインのコートのミスマッチさがさらに劣情を煽ります。
しかも本人は至って無表情、堂々たるポーズ。
よくコレで公安の人間誰も突っ込まないな。
あとはまあコートのディテールとか足元の写真とか。
ほんと良く出来てます。
ちょっと前のめりなので夏場心配だなあと思い、
脚部パーツをムリヤリ曲げようとしたんですが、曲がりませんでした。
おそらくかなり硬いPVCかABSなので大丈夫でしょう。
以上、グッドスマイルカンパニー 草薙素子 レビューでした。
これは少佐ファンは押さえておくべき逸品ですね。ほんと買っといて良かったです。
というわけで
☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ (9/10)
PR