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昨日はスペエディでしたね。
レクイエム崩壊後の、ルナマリアのシンに対するセリフ、
「レクイエムよ。オーブは・・・討たれなかった」で涙がドバッと。
シン、本当はオーブを討ちたくなかったんだもんね。誰かに止めて欲しかったんだよね。
自分がオーブを討たなくて本当に良かった、やってはいけないことをやってしまうところだったという、安堵の涙にもらい泣き。本当は守りたいもののために力が欲しかったのに、過ぎたる力を手に入れたことで、何が自分は守りたかったのか、欲しかったものが何なのか歪められて、力でもって守るべきものを手にかけようとしたかわいそうな子。
別にシンが好き、とかいうわけじゃないんだけど、力さえあればマユもステラたんも守ることができるはずだった、という若さゆえの短絡的な発想にいたってしまったところに、考える間もなくディスティニープランの旗印となるべきMSを与えられてしまったのが不幸だったな~、と思います。
結構シンはバッシングされることが多いけど、果たして目の前で愛する人間を二人も亡くして、自分の無力を嘆かずにいられるだろうか?力を求めずにいられるだろうか?確かに、怒りが原動力という、主人公然とした性格とは対照的な思考回路だけれど、大事なものを守れなかった自分自身を省みるよりも、「~のせいでこうなったんだ」と、絶対悪を作り出してそれを攻撃する弱さは、誰もが一度は経験したことがある弱さなんではないでしょうか。もっとシンの心の動きみたいなものを全編通してちゃんと描いて欲しかったな、と思います。あれじゃただ怒ってばっかりじゃん。
全編通して見て、感想は、やっぱりシードに比べると設定も甘いし(ストフリに搭載されてる新型エンジンの原動力とか)、ユニウスセブン落下のあたりはグダグダなのに、後半は詰め込みすぎの構成とか、なんだかな・・・という感じです。
でも、ステラたんには感情移入してしまうんだよね。ミネルバに拘束されたあとぐらいから、エクステンデッドが連合で受けるべき処置を受けられず、だんだん不安定になっていく、という過程が、3年くらい前の自分のうつ病がすごく酷かった頃を思い出します。叫んだり、暴れたり、毎日死にたい、とか死ぬのは嫌だ、とか死についてばっかり考えてた事とか・・・。特に、ベルリン戦でのステラの「死ぬのは・・・イヤぁ・・・!」の絶叫は何度見ても泣いてしまいます・・・。ステラたんには天国で幸せになって欲しいです。